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雑記。~音楽と映画と私。

頭をよぎったこと 特別なできごと カキマス
2024
05,06

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2012
12,31
大晦日ですよ!ほんと一年は早いですね。
毎年毎年、日本のクリスマスムードから正月ムードの切り替えに驚きを隠さずにはいられません。
クリスマスといえば、先日私が正指揮者をさせていただいてる楽団の演奏会がありました。
こちらも早いもので、三度目を迎えることができ、演奏面でも満足のいく本番となり、やっと軌道に乗ったのではないかと考えております。
この三度目、という数字は一見すればまだまだ歴史の浅い数字に見えますが、継続することの困難にぶち当たり、映画や小説などの三部作があったり、三度目の正直と言われるように、区切りの年であることを実感しました。


私は常々、ただ曲目を並べるだけの演奏会にならないように
アンケートに良かったとか、すごかったという言葉だけが書かれる演奏会にならないように
何か奏者にとってもお客様にとっても、特別な思いのいだける演奏会にしたいと思っており、この楽団の演奏会は常にテーマを決めて、曲目と奏者の意思の統一を図っています。

そして今回のテーマは、『進〜Progress〜』としました。
この楽団を構成する我々の年代は、進学や就職などといった大きな壁にぶちあたっています。
私も今現在、浪人を経て自らの夢を追って大学生活を送っています。
その中で、私は、
ー人生は大小様々な決断を重ねて進んでいっている
と考えていて、その決断に怯えたり、苦しんだりしている人たちの原動力になるような演奏をしたい、と思いました。
また、私はチャレンジをたくさんさせてくれる両親を持ち、何をする時も応援してくれ、失敗した時も帰る場所となってくれる存在に感謝をしています。
他の団員にも、その感謝の気持ちが芽生えてくれることもテーマに含めました。

演奏会は、録音で聞く限りは成功であったと思います。

現役の子たちは、今回の演奏会を糧に、自分たちの演奏会をより良いものとしてください。


上手い演奏と、いい演奏は違います。
感情をのせ、集中をし、アンサンブルすることを忘れないように。
そして何より、練習を怠らないように。
来年も頑張りましょう。ありがとうございました。
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2012
06,29
LUSHとBODY SHOPでお買い物した(*´∀`)
お風呂が楽しみー!

今日はこの後飲み会!明日はリハ!明後日は本番!
2012
02,16
見てきました!

東野圭吾って、罪を背負った人間を描くことが多いですよね。。。
サスペンス色が強くて、そして冷たいので、小説はあまり読まないですしドラマとかも見なかったんですが、今回のはハマりました!

号泣!

まあ、作品として見るとテレビサイズでもじゅうぶんできたんじゃない?とも思いましたが、人間模様を描くためのカット割とかが映画的で楽しんで見れました。

キーワード、といいますか
印象に残った言葉は二つ。主役の阿部寛の言葉。
この映画を要約した言葉とも言えましょう。

"事件っていうのは癌細胞みたいなものだ。一度生まれると周囲にまで広がる"

"あなた、数学の教師でしたね。中学の数学って、公式かたくさんでてきますよね。 公式は便利ですが、間違って覚えると同じような問題で、何度も間違ってしまう。 "


この人はこういう人だ。こういう時はこうするんだ。
大人の世界ってのはこういうもんだ。

そんな、間違った公式がたくさん出てくる映画でした。

そして阿部寛のもう一つのコトバ。

"行き詰まったら、原点に戻るのが僕のやり方なんです。"

何かがトチ狂ってしまったとき、ボタンを掛け違えた時は原点に立ち返って
正しい公式を覚えるんです。


とても、好きなタイプの映画でした。


次は、僕の大好きな女優 メリルストリープ主演のマーガレット・サッチャーを見に行きます!(*´ω`*)
2011
10,26
人は決して、独りではない──
〈死〉に直面した3人が出会い、
〈生きる〉喜びを見つける、
心あたたまる感動のヒューマンドラマ

<公式HPより>

HERE AFTER
これからって意味と、来世って意味があります。
この作品は表向きは「来世」
本当に伝えたいことは「これから」ってことだと思います。

とても心にじんわりと沁みるいい映画でした。
東南アジアで津波に襲われ臨死体験をしたジャーナリストは、その目で見た死の世界に苦悩し探求したいと思う。
いつも連れ添っていた双子の兄を亡くした少年は、その悲しみから死後の世界へ思いをはせる。
死の淵を彷徨ったことにより、霊能者となった男は自分の能力に疑いを持ち霊能者でいることに苦悩する。

イーストウッドの描く映画にしてはめずらしい、ファンタジー色の濃いヒューマンドラマでした。
3人ともが死後の世界を思うのですが、三人ともが違う思いを持っています。
死ぬって何?死んだらどこへ行くの?
答えが準備されているわけでは無いのですが、現実に打ちひしがれながらも死後の世界を思うことにより、生きることの素晴らしさを感じていく
そんな映画です。

最初の津波のシーンはすごかった。度肝を抜かれましたね。
そのあとは、ずっと会話のシーンばっかりで割と見る人を選ぶ気がしました。
僕が特筆したいのは、音楽。
イーストウッドの音楽の使い方はもとから好きなんですが、今回はかなり良かった。
この人、下手に音楽で盛り上げようとしないんですよね。
会話のシーンはむしろ無音というか、周りの環境音をしっかり使うんですよ。
音楽は、環境音には聞こえない人物の感情をうまく表現してます。
大げさにならないよう、かなり自然に作曲もされてるし。

カメラワークも良かったまあ。

もう一回見ようかな。

号泣ではなく、しっとりじんわりと、人の優しさを感じられる作品でした。
2011
09,27
ポエムってみます。
指揮者から見た演奏ってこんな感じ・・・。
モデルは33回合演のノースウッドの力と情熱


ひとふりの重さ


僕を迎える観客の拍手
僕らの音楽、聴いてくれよ
自信に満ち溢れた表情で
礼をする

指揮台に上がると
少しこわばったみんなの顔

息を吸うのを忘れないようにね
一音目が、大切なんだよ
全員に目配りをする

ほんの数秒が
まるでスローモーションのように
長く、長く感じる

棒を構え、ゆっくりと振り上げる
この棒をおろせば
もう止めることはできない

1度しかない本番が始まる

ピリピリとした緊張感の中
ミステリアスな音色がホールへ響き渡る
客席からも息を呑む空気が伝わる

徐々に盛り上がり、加速がつく
指揮棒に吸い付くように音が舞う

折り返しに入ると胸が熱くなる
1音1音を消費してゆく
1音1音が走馬灯のように
仲間との練習の日々をつづる

僕らが作り出す音楽に包み込まれる
僕らだけの世界が広がる

やがて静まり返る会場
息を呑む客席

そして
急に加速するテンポ
大音量に包まれる

もうすぐゴールだ
最後の最後まで、全力を尽くそう
もう、紛れもなくひとつになっていた
ひとふりひとふりが、音になる

気がつけば、
会場は拍手で包まれていた

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kaz.
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1990/07/07
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽人間
趣味で熱血指揮者をやってます。

小6〜中3 ピアノ
小5〜6トランペット
中1〜クラリネット
高2〜指揮者
高3〜ヴォーカル

こんな人です(笑)
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