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雑記。~音楽と映画と私。

頭をよぎったこと 特別なできごと カキマス
2024
05,06

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2011
10,26
人は決して、独りではない──
〈死〉に直面した3人が出会い、
〈生きる〉喜びを見つける、
心あたたまる感動のヒューマンドラマ

<公式HPより>

HERE AFTER
これからって意味と、来世って意味があります。
この作品は表向きは「来世」
本当に伝えたいことは「これから」ってことだと思います。

とても心にじんわりと沁みるいい映画でした。
東南アジアで津波に襲われ臨死体験をしたジャーナリストは、その目で見た死の世界に苦悩し探求したいと思う。
いつも連れ添っていた双子の兄を亡くした少年は、その悲しみから死後の世界へ思いをはせる。
死の淵を彷徨ったことにより、霊能者となった男は自分の能力に疑いを持ち霊能者でいることに苦悩する。

イーストウッドの描く映画にしてはめずらしい、ファンタジー色の濃いヒューマンドラマでした。
3人ともが死後の世界を思うのですが、三人ともが違う思いを持っています。
死ぬって何?死んだらどこへ行くの?
答えが準備されているわけでは無いのですが、現実に打ちひしがれながらも死後の世界を思うことにより、生きることの素晴らしさを感じていく
そんな映画です。

最初の津波のシーンはすごかった。度肝を抜かれましたね。
そのあとは、ずっと会話のシーンばっかりで割と見る人を選ぶ気がしました。
僕が特筆したいのは、音楽。
イーストウッドの音楽の使い方はもとから好きなんですが、今回はかなり良かった。
この人、下手に音楽で盛り上げようとしないんですよね。
会話のシーンはむしろ無音というか、周りの環境音をしっかり使うんですよ。
音楽は、環境音には聞こえない人物の感情をうまく表現してます。
大げさにならないよう、かなり自然に作曲もされてるし。

カメラワークも良かったまあ。

もう一回見ようかな。

号泣ではなく、しっとりじんわりと、人の優しさを感じられる作品でした。
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1990/07/07
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自己紹介:
音楽人間
趣味で熱血指揮者をやってます。

小6〜中3 ピアノ
小5〜6トランペット
中1〜クラリネット
高2〜指揮者
高3〜ヴォーカル

こんな人です(笑)
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